介護職へ転職する為のロードマップ。無資格、未経験者でも転職できます。

介護士を目指す方への転職ロードマップです。

より転職をスムーズに行う為に解説しております。知識はなくとも転職や就職はできますが転職してからもかなり効果的な方法になりますので是非参考にしてみて下さい。

筆者のプロフィール
だんご虫と申します。
他の業種から介護施設へ転職し十数年になります。
介護福祉士を取得し１０年程です。
日頃から疑問に思っていることや、より良い介護業界にするにはどうしたら良いのか、などを考えております。
介護従事者ならではの考えや意見など働いている人の視点で話しを切り込んでいます。
どうぞよろしくお願いいたします。

YouTubeチャンネル開設いたしました。

スーパー介護福祉士による介護のススメ

どうもスーパー介護福祉士です。このチャンネルでは、介護のノウハウや考え方について発信しています。介護士になりたい方、初心者の方、ベテランの方まで見て頂きたいと思います。また、在宅介護を行っている方にもお役に立てればと思います。 【保有資格】...

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介護の勉強をする

まず、介護の事を知りましょう。何も知らないのに介護職を選ぶことはしない方が良いでしょう。こんなはずではなかったと思わないように準備しておいて下さい。もちろん何も知らなくても転職できます。介護だけではなく、その業種を勉強しておくのは当たり前の行為なので怠らないで下さいね。

書籍を見る

まず本屋さんに足を運びましょう。資格のコーナーなどに介護分野の書籍があります。介護方法や介護術の本、介護業界の仕組み、介護で使われる用語集など数多く並んでいます。認知症の方の介護に興味があればそれに特化した書籍もあります。

私も介護歴十数年ですが本を買って勉強することもあります。介護は日々勉強です。これだけ勉強しておけばいいという職種ではありません。取り敢えず、初めは介護技術の本や介護用語を学べるものを読むことをオススメいたします。

本を読むのが苦手な方もいるかと思います。初心者や未経験者が読む書籍は、一般的な小説のような活字ばかりの書籍ではありません。イラストが付いた読みやすい書籍も沢山ありますのでそういう物を選ぶと分かりやすく書いてあるので参考にしやすいです。

書籍を一部紹介　　割と安価なので購入しやすいかと思います。

動画を視聴する

今は良い時代になりました。YouTubeには色々な方の動画が挙がっています。とても勉強になります。特に初心者の方は介護技術の動画が良いでしょう。かなりクオリティの高い動画もあります。

動画の中には難しい内容から、初心者や未経験者が視聴するような内容の物まで様々です。介護の資格の取り方や、業界の仕組み、介護報酬のことなど色々な動画があります。しかし、難しい内容の物は初めのうちは見る必要はないかと思います。まずは介助技術や実技の動画から見ることをオススメいたします。

移乗介助の方法だけでも沢山あります。腰痛になりにくい移乗介助、軽く移乗できる介助方法など為になる動画が沢山あります。それをそのまま使えるかどうかは利用者様によって異なりますが知っておいて損はないです。

動画を視聴すると同時に家族や友人に協力して頂きましょう。見るより実践した方が、より覚えることができるでしょう。見るとするのとでは大違いです。

YouTubeだけではなくDVDもあります

介護士に話しを聞く

知人や友人に介護士の方がいれば話を聞きましょう。生の話しを聞くのはとても効果的です。介護の仕事内容や介護技術、介護以外の介護施設での仕事など生の声を聞くことができます。場合によっては、話しだけではなく実技を教えてくれるかもしれません。より濃い内容を知ることができるでしょう。

求人を出していることが前提ですが、面接の際にも有利に働く可能性もあります。知人や友人がいる施設のことはその人が一番良く理解しているからです。その施設が重んじていることや理念などを知ることができます。それを理解して面接に臨むと内定になる可能性が一段と上がると思われます。

近しい知人や友人がいたら積極的に聞いて下さい。

体力を作る

介護の仕事は施設によりけりですが、体力が必要です。身体的な負担がありますので体力作りは重要課題だと感じます。筋トレはもちろんのこと、介護に必要な柔軟な身体を作ることはとても大切です。柔軟な身体は肩こりや介護業界最大の敵、腰痛も抑えることが可能です。私自身は柔軟な身体が一番重要なのではないかと思います。

逆に身体が硬いと疲労物質が蓄積し肩こりや腰痛を生み出します。そして疲れやすくなります。疲れやすく身体が疲弊してしまうとケガや退職の原因にもなりますので体力作りや柔軟体操は頻繁に行った方が良いでしょう。

腰痛のある方は腰痛を感じにくい介助方法などがあります。自分のウィークポイントとなる部分はしっかりとカバーできる態勢にしておきましょう。

介護施設を選ぶ

介護施設は特別養護老人ホームや障害者支援施設だけではありません。グループホームや訪問介護、有料老人ホームなど様々な形態があります。それにより体力の消耗も違ったり、夜勤の有る無しにも違いがあります。どこが良いというのは個人によって違いますから一概には言えません。自分で勉強し自分に合った施設を探して下さい。自分に合った条件（給与、休日、地域など）が見つかれば、転職エージェントや職業安定所に相談しましょう。

例えば残業を沢山して給料を稼ぎたいという考えがあるのならば残業や夜勤がある特別養護老人ホーム、夜勤がしたくないのであれば訪問介護の仕事など自分に合った条件で介護の仕事を探しましょう。
入職してからこんなはずではなかった、と思う前に介護施設の事を理解しておく必要があります。

施設選びは今後働いていく過程でとても重要な事です。分からなければ転職エージェントなどに相談し分かるようになりましょう。

求人を探す

様々な求人情報があります。例えば転職エージェントや職業安定所、広告や雑誌です。働いている知人や友人からもあるでしょう。人材不足の業界です。探せば沢山ありますので行動するのみです。

職業安定所

職業安定所のメリット

・自分のタイミングで行動できる

自分が行きたいときに職業安定所に行き自分のタイミングで行動できます。何となく立ち寄ることもできます。誰からもせかされること無くゆっくりと自分の時間で探す事ができます。誰からも干渉されませんし自分の思った通りに動く事ができます。あまり人とコミュニケーションを取りたくない方には良いかもしれません。

・職業安定所にしかない求人がある

地元を中心に地元の人にしか求人をださない企業もあります。地域密着型の企業が求人を募集する事が多いと感じます。職業安定所は公的機関なので全国に多数事業所があります。市町村単位で求人を探す事ができますのでとても便利です。

転職エージェント

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転職エージェントのメリット

・転職エージェントに無料で相談できる

履歴書の書き方のアドバイスや面接のアドバイス、施設内の人間関係の情報を知っている転職エージェントもあります。働く地域も出来るだけ対応してくれます。転職エージェントは転職のプロです。転職に関する事は何でも相談しましょう。

そして登録無料の所が沢山あります。これだけの事を行ってくれて無料で利用できるなんて驚きです。登録して損をすることは全くと言って良いほどありません。

・転職エージェントにしかない求人がある

転職エージェントには職業安定所や折り込み広告にはない非公開の求人を売りにしている所があります。非公開求人という言葉だけでは何か怪しい雰囲気が漂っていますが、そんなことはありません。非公開には理由があります。

色々な所に募集をかければ、多数の方が応募します。特に介護に興味の無い方や取り敢えず職を探している方など多数の応募で対応が困難になる可能性があるので非公開にしています。人気がありすぎて応募が殺到することを懸念し非公開求人にする施設もあります。

介護の転職エージェントは介護専門の紹介事業なので、登録される求職者の方は介護に興味のある方が殆どです。ですから介護施設は介護エージェントに登録し他の媒体には非公開にするのです。

他にも色々と理由はあります。他の施設に情報を知られたくない、すぐにでも人材が欲しい、など非公開にする理由は様々です。

・転職活動を最小限にして探す事ができる

今の仕事をしながら無理なく転職先を探す事が可能です。自分の転職に対する条件を提示したら転職エージェントが探してくれます。そして求職者に提案し転職先を決めるのです。電話での対応も可能な為、自分で移動しなくても探す事ができるのです。

職業安定所などは、基本的に自分で足を運び自分で検索し自分で決めることが多いです。休日はしっかりと休みたい、煩わしい手続きは最小限に抑えたい、より詳しい情報を知りたい方などにオススメです

知人や友人の紹介

知人や友人の紹介のメリット

・より細かい情報を入手できる

転職サイトもかなりの情報を持っていますが、働いている人が一番情報を持っています。当たり前ですよね。そこで働いているのですから。しかしデメリットもあります。その施設の情報しか持っていません。選択肢が非常に少ないというより、その施設しか選ぶことが出来ません。

・スムーズに仕事に入る事ができる

入職した後が気持ち的にとても楽になります。知り合いがいるのと、いないのとでは大きな違いがありますよね。人間関係の情報も正確に入手することが出来ます。スムーズに介護の仕事を行うには他の職員の協力は必要不可欠です。知り合いの方がいると積極的に協力してくれますのでとても働きやすい環境になることは一目瞭然です。

面接

面接は最重要事項です。しっかりと対策しておく必要があります。いくら働く準備をしていても面接に受からなければ働く事が出来ません。

志望動機の例文やアピールポイントなど解説しています。下の記事から御覧になって下さい。

退職する

入職が決まる前に退職するのはオススメできません。転職先を選ぶ方法は沢山ありますが、働けるとは限りません。求人をしている介護施設は沢山ありますが、雇ってくれるかどうかはわかりません。

転職先が決まったからといって急に辞めるのは止めましょう。引き継ぎを確実に行ってから退職しましょう。立つ鳥跡を濁さずです。身辺整理はキチンと確実に行いましょう。

決してケンカ別れしないように円満退社を心がけましょう。

まとめ

介護の転職に役立つロードマップを解説いたしました。もちろんこの手順を踏まなくても転職は十分可能です。知識がほとんど無くても転職はできます。

介護職員初任者研修も取得しておけば有利になります。しかし取らなくても転職はできます。より確実に転職できる為の解説です。

無資格、未経験でも施設に入職し仕事や知識を覚えることは十分にできますので安心して下さい。

私は、自分に合った施設探しが重要だと考えます。しかし、実際のところ未経験者には難しいことです。調べても意味の分からないことが多々あるかと思います。その時は転職エージェントに相談いたしましょう。親身になって相談を受けてくれます。希望の条件も加味して探してくれます。

転職の回数に制限はありませんが何回もするものでもありません。転職に失敗しない為にも色々な情報や転職前に出来る事を行い、相談し、失敗しない転職活動を行いましょう。

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