介護をしていく中で
難しい判断を迫られる
事があります
例に挙げてみました
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歩行から車椅子へ
高齢になるにつれ少なからず
ADL(日常生活動作)が
低下してきます
誰にでも起こる事です
例えば自力歩行できる方がいます
しかし先ほども書いたように
ADLは徐々に低下します
次第に杖歩行になり
杖が困難ならば歩行器や手押し車
などを使ったりします
最終的には車椅子に
なるかと思います
しかし、まだ歩行できそう
なのに車椅子使っていませんか?
私は早まってはいけない
と思います
つまずいたり、転倒したり
危なっかしい歩き方を
しているとヒヤヒヤしますね
転倒すると大事故になる
可能性もあります
しかし車椅子にすると
歩く機能を失う事になります
例えば週1回程度転倒を
しているとします
頻度にもよりますが転倒
したからといって
安易に車椅子にするのは
どうでしょうか?
私は、せっかく歩けるのに
なぁと思ってしまいます
施設側としてはケガをされる
と困るでしょう
転倒して大事に至るかも
知れません
最悪の事態になるかも
しれないから当然です
そこで重要な判断に
迫られます
歩行を継続して頂く
車椅子に乗って頂く
あなたが職員ならどちらを
選びますか?
もちろん本人にも意思は
あります
しかし、自分の意思とは
裏腹にADLは落ちて
しまいます
結論、正解は無いと思います
私は、とても難しい判断
だと思います
ケガは、させたくないが
歩行もして欲しい
歩く機能を簡単には
奪いたくないです
職員がいつも付いて
あげられたら一番良いの
ですがそうもいきませんね
私には、正解を導きだす
事は出来ません
最終的には車椅子に
なるかも知れませんが
よく考えず安易に車椅子に
する事は止めて下さい
私は歩いて欲しいと思います
トイレからオムツへ
高齢になると排尿が近く
なったりトイレに行くのが
遅くなったりします
そして尿失禁してしまいます
理由としては、過活動膀胱
膀胱炎、など様々な理由が
あります
そして身体の動きが遅い方は
間に合わず尿失禁されて
しまいます
対応としては段階を踏んで
対応しているかと
思います
尿取りパッドや紙パンツを
使い少しの尿失禁ぐらい
なら失禁パンツなどを
利用するでしょう
しかし頻繁に尿失禁すると
不潔な状態が続きます
尿路感染により病気も
引き起こします
利用者様本人も大変ですが
職員の対応も大変になります
頻繁に清拭や更衣、パンツの
交換、場合によればシャワー浴
になる場合もあります
そこでオムツを履いて頂く
という選択肢が増えます
ADLの低下でトイレ使用
が困難になれば致し方ない
部分もあります。
しかし尿失禁するというだけで
まだトイレに行く能力は
あります
尿失禁が引き起こす病気も
あります
職員が大変になります
しかしトイレには行けます
どうしますか?
オムツにしますか?
トイレに行きますか?
私はトイレに行って頂きたいです
こちらも利用者様の身体状況
によりますが答えは無いと
思います
ご本人様はオムツをしたくない
と思います
ですから安易に結論を
出さないで下さい
まとめ
二つの例を挙げて記事を
書きました
どちらも無くして貰いたく
ない身体機能ですね
しかし間違った選択を
してしまうと本当に機能を
無くしてしまいます
生活していく上でとても
大事な機能です
無くして頂きたくありません
「オムツにするな」とか
「車椅子を使うな」とか
言っているわけでは
ありません
正解は無いかもしれません
だからこそ利用者様の
今の状態をよく把握し
慎重に検討して下さい
安易な判断は止めましょう
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