介護施設では、おおまかに日勤と夜勤があります
夜勤専従とは夜勤のみで働くという働き方です
夜勤専従とはどういうものなのか?
メリットは?
デメリットは?
詳しく解説していきます
夜勤専従とは
文字通り夜勤のみを行います
しかし仕事をある程度覚えるまでは日勤での仕事があります
勤務時間ですが施設により異なります
(例)16:00~9:00
17:00~10:00
など施設によって変わります
では月に何回夜勤ができるのでしょうか?
大体10回程と思われます
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
入り | 明け | 休 | 入り | 明け | 休 | 休 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
入り | 明け | 休 | 入り | 明け | 休 | 入り |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
明け | 休 | 入り | 明け | 休 | 入り | 明け |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
休 | 休 | 入り | 明け | 休 | 入り | 明け |
29 | 30 | 31 | ||||
休 | 入り | 明け |
※入り⇒夜勤入り
※明け⇒夜勤明け
※休⇒休日
出勤日数が少ないように感じますが、1回の夜勤の時間がとても長いです
よって夜勤できる回数が少なくなります
基本的には週単位、月単位で働ける労働時間が決められていますので夜勤回数が多いと労働基準法に違反してしまいます
日勤帯とは違う仕事内容
基本的な身体介助は日勤帯と同じです
夜なので基本的には利用者様は寝ています
昼夜逆転したり不穏になり起きている利用者様もなかにはいますが基本的には寝ていらっしゃいます
そして例外もありますが入浴はありません
夜なので当然ですよね
例外とは排泄物や嘔吐物で身体中が汚れたりすればシャワー浴などを行う場合があります
レクレーションもありません
殆どの行事ごとは無いのではないでしょうか
メリット
給料が良い
一番のメリットは給料が良いことです
介護施設の夜勤は夜勤手当というものが付きます
1回に何千円という感じで手当が貰えます
施設により金額は様々です
ですので回数を重ねる毎に手当の金額が増えていきます
パートやアルバイトの場合は単純に時給もアップします
例えば時給1000円だとすると
22:00~5:00の間は1250円になります
7時間の間は250円アップします(休憩時間は除きます)
これは深夜手当の影響で基本の時給に25%以上割り増しで支払われます
労働基準法で定められています
それにプラスで夜勤手当が夜勤をする毎に発生しますので日勤帯で働くよりは給料は良くなります
生活リズムが安定する
日勤⇔夜勤の繰り返しですと生活リズムが取りにくくなってしまいます
慣れは必要ですが夜勤だけを行うとその点は改善されます
1回で働く時間が長い分、休みが比較的多く取れます
しかも夜勤明けは、朝帰宅するのでその日は休みみたいなものです
実際には休みではありませんが気分的に休みの感覚です
例えば
夜勤入り⇒夜勤明け⇒休み⇒休みという感じで2連休あるとします
しかし夜勤明けは朝帰宅するので気分的には3連休です
※私だけかもしれませんが・・・
この様に慣れさえすれば自由な時間が作れ快適に生活する事が可能です
デメリット
少数で行う為仕事がハードになる
夜勤帯では最低限の人数しか働いていません
例えば、特別養護老人ホーム(特養)では入居者25人につき職員は最低1人となっています
50人の入居者がいれば最低2人で行います
入居者25人を1人でお世話するということです
当然、夜なので寝ている利用者様が殆どです
しかし入所している利用者様にもよりますが仕事がハードになる日もあるでしょう
頻回にコールが鳴ったり、頻回にトイレに行ったりと日勤帯では2人ないし3人で行うような事も1人で行わなければいけない可能性があります
代わりを探すのが難しい
緊急で用事ができたり、突然体調不良になったとしても休む事が難しいでしょう
日勤帯とは違い最低限の人数で働いているので簡単には休む訳にはいきません
日勤帯ではある程度の人数は確保していますので1人欠員が出てもカバーできることが多いです
しかし夜勤では休む代わりに誰かに出勤してもらわなければいけません
夜勤となると代わりを探すのが難しくなります
「休むな」とは言われることはないでしょうが、休むとなると他の職員に非常に気を遣ってしまいます
仕事をしている以上誰でもそうですけど、夜勤では特に日頃の体調管理をしっかりと行うことがとても大事です
まとめ
夜勤専従について解説しました
夜勤専従というのは特殊な働き方です
メリットもあれば、デメリットもあります
忙しい施設もあれば、忙しくない施設もあります
施設によってメリット、デメリットは様々です
実際に働いてみなければ分からないことも沢山あります
ですが自分に合わないからといって簡単に辞めるわけにもいきません
色々な情報を持っている転職エージェントに相談するのもアリではないでしょうか
失敗しない為に転職エージェントに情報をもらってから施設を選択しましょう
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