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介護施設において誤薬は無くならないのか。結論99%無くなりません

誤薬 介護のお仕事

私が考える誤薬の定義として

・違う種類の薬を与薬する

 看護師又は病院の薬剤師が間違える

・他の利用者様の薬を与薬する

 全く違う利用者様の薬を飲ませてしまう

・薬を落としてしまう

 手元が狂い床に落とす

 吐き出し床に落としてしまう

・日付を間違える

 違う日、もしくは朝、昼、夕、就寝前などの時間を間違える

・与薬を忘れる

 与薬をしなければならないが、与薬を怠ってしまう

と致します

99%と書きました

もちろん誤薬の無い施設もあるかと思います

何故誤薬は起こるのか

理由は様々です

1.マニュアルが複雑過ぎる

2.雑談しながらの与薬

3.職員の体調不良

など色々な理由があります

1.“マニュアルが複雑過ぎる”を解説致します

誤訳防止の対応マニュアルが各施設にあるかと思います

とても重要なマニュアルだと思います

無い施設は即刻作ることをオススメします

利用者様の顔を見て名前を確認指さし呼称薬を指さし確認などなど内容は各施設により違うと思います

しかし内容(チェック項目)が複雑且つ多すぎて流れ作業の様になっていませんか?

チェック項目が多すぎると、しなければならないことが多すぎて流れ作業的になることが多いです

一つ一つ集中して与薬しなければなりません

チェック項目が多いと集中しづらくなります

より簡潔に効率の良いマニュアルを作成しましょう

2.“雑談しながらの与薬”を解説致します

与薬者は一名ないし二名で行う施設が多いと思います

二名で行う場合は全く与薬とは関係の無い雑談が発生してしまいます

一名で行う場合も他の職員が横から話しかけてくる事があります

与薬に集中できていません

話さない話しかけない、を徹底いたしましょう

3.”職員の体調不良”を解説致します

誰でも体調不良を起こす事はあります

風邪を引く、腰が痛い、お腹が痛い、花粉症など誰でも起こりえる事です

大事なのは体調不良の職員に与薬はさせてはいけないという事です

花粉症で目が痒い、鼻水が出る、それだけでも集中出来ません

何か身体に不調があると人は集中出来なくなります

与薬は、するべきではないでしょう

集中する

全体的に言えることは集中して与薬すると言う事です

むしろ、それが全てではないかと私は思います

マニュアルが多すぎると与薬することが億劫になります

与薬することが嫌になります

面倒くさくなってしまいます

したくない、面倒くさい、と思えば集中出来なくなります

そして流れ作業の如く早くしてしまいたくなってしまいます

それでは集中して与薬する事が出来ません

それと、雑談する事は、もはや全く違う事を考えています

頭から与薬という言葉が離れています

雑談自体は気分転換やコミュニケーションを取ることにはとても良い事です

ですが時と場合によりけりです

与薬を行っている時は止めましょう

体調管理に気を付ける事は、自分の為会社の為にもなります

与薬以前に働く事すら難しくなります

体調管理も仕事のうちです

自己管理で回避できる体調不良は防ぎたいものです

まとめ

人間は好きなことをしている時には抜群の集中力を発揮できます

しかし与薬がもの凄く好きという方はいないかと思います

もし好きな方がいたら、すみません(;゚ロ゚)

集中力を高める力を付けるのはとても困難です

ですから周りが、1人1人が、集中出来る環境を作ることが大切です

ワンフォアオール・オールフォアワンの精神がとても重要です

与薬中に話しかけない事や、マニュアルを見直す、体調管理に気を付けるなど、出来ることは沢山あります

職員全員で協力し合う事がとても大切です

100%誤薬を無くすのは無理だと思います

しかし減らすことは出来るはずです

できるだけ100%に近づける努力をしましょう

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