いつも、仕事を辞めると言う人がいます。何かにつけて連呼します。介護士だけではないと思いますが、介護士の私は「辞める」という言葉を連呼している人をよく見かけます。
疑問に思ったことはありませんか?
何故辞めないのだろうと・・・。辞めないのには理由があります。辞められない原因、辞めることをしない原因があるのです。私の今まで見てきた状況や経験を元に解説いたしたいと思います。
もちろん中には本当に辞めてしまう人もいます。辞めて行く人にも理由や、辞めなければいけない状況があります。そちらも解説していきます。
※この記事は私が勝手に思っていることです。否定も肯定もしていませんのであしからず
「辞める」と言っても辞めない理由
いつも、「辞める」と連呼しているにも拘わらず辞めない人が多数います。では、何故辞めないのでしょうか?
感情が長続きしない
人には色々な感情があります。怒りや悲しみ喜びなど日々感情が渦巻いております。辞めたいと思うときにも感情が働いています。
突発的に「辞めたい」と思うときにはどんな感情が生まれているのでしょうか?
恐らく、怒りの感情が大きいのではないでしょうか。しかし、どうでしょう?いつまでも怒っている人を見たことがありません。1週間、1ヶ月ぐらいは怒りの感情を持っている人はいますが、半年、1年という長い期間感情を維持している人を見たことはありません。
どういう事かというと、怒りの感情は一時的な物が多いということです。瞬間的に怒りを爆発させる人がいますが、その感情は長続きいたしません。感情は段々薄れていきます。何故でしょうか?
日々、仕事を行っていると色々なことが起こります。怒りを感じることばかりではありません。嬉しいことも同様に起こっています。喜びの感情も起こることがあるのです。嬉しい、楽しいと思えば自ずと「辞めたい」という思いは当然の如く無くなっていきます。
嬉しかったり楽しかったりすると、怒りの感情はいつまでも維持することは出来ませんよね。次第に怒りの感情は無くなっていきます。そして、また気にくわないことがあると怒りの感情が出てきます。また、その怒りの感情も嬉しい事楽しい事が起こると薄れてくるでしょう。
そういう感情の繰り返しが起こるのです。「辞める」「辞めない」の思いを繰り返しているのです。それが連呼することに繋がっているのです。
辞められる環境ではない
自分の今いる環境を理解している人ほど辞められません。
特に家庭がある人は辞められる状況ではないはずです。辞めるということは転職するということです。転職すると、給料が下がることが殆どだと思います。家庭があると様々な事に出費しなければいけません。
例えば、家のローン、車のローンなどのローンの支払い。子供の教育費、家族が多くなるほど食費がかさみます。冷静に考えてみると辞めることが出来ない理由が沢山あります。
一時の感情で辞めるのは非常にリスクが高いことに気づきます。そうなると我慢してでも働かなければいけません。辞めることに対するリスクが大きすぎるのです。
辞めたくなる理由
そもそも辞めたくなる理由は、なんでしょうか?
1.上司と会わない
2.部下が言うことを聞かない
3.仕事が合わない
4.仕事に疲れた
5.他の職員と、そりが合わない
1.上司と合わない
上司との軋轢があり辞めたいと思ってしまいます。意見の食い違いや無理難題を言われて辞めたくなります。
現場職員と管理職の間で考えていることの違いが見受けられます
2.部下が言うことを聞かない
現場の直属の上司や先輩に良くみられます
いくら言っても部下は言うことを聞かず、自分の思いのまま仕事をしてしまいます。同じ事をいくら言っても返事だけをして結果が伴いません。どうすることもできず思い悩んで辞めたくなります。
3.仕事が合わない
未経験や初心者の方によくみられます
仕事に慣れが必要なので何年か働くと、そういう悩みは解消されるでしょう。他業種から入ってくれば合わないと思うのは当たり前です。
4.仕事に疲れた
介護職は人材不足で残業も多い施設もあり疲弊してしまいます。心身共に疲れてしまい、辞めたいと思い悩みます。
残業を沢山して稼ぎたい、この仕事が好き、と思う人もいます。しかしそういう人達ばかりではなく何となく介護業界に入ってきた人達は、唯々疲れるだけなので辞めたいと思ってしまいます。
5.他の職員とそりが合わない
そりが合わないとは、考え方の違いがあり協調できない様子という意味です
みんなの考え方は違って当たり前ですが、あまりにもかけ離れていたり、協調できる人が全くいないという状況で辞めたいと思ってしまいます
総合的に見ると、人間関係の悪化が多い。その次に仕事に対する不満があります。ストレスが貯まり、辞めたいと思う人が大半だと感じます。
6.周囲に認めてもらえない
「自分はこんなに仕事をしているのに評価されない」と思う人の事です
それなのに仕事をしていない人の評価が良いと「もうやってられない」となってしまいます。現実に起こることですが自己評価と他者の評価が大きく違うとやる気が無くなります。自分に自信があればあるほど辞めたい衝動に駆られてしまいます。
~結論~
総合的に見ると、人間関係の悪化が多いです。
その次に仕事に対する不満があります。
ストレスが貯まり、辞めたいと思う人が大半だと感じます。
辞めると口走る理由
- 転職者が多い
- 辞めると言うと何か改善されると思っている
- 相手にして欲しい
- ストレス発散になる
1.転職者が多い
介護業界(介護施設)は離職率が高いと言われています。離職率が高いということは、転職が多いということです。
中には、転職を繰り返している人もいます。転職を繰り返しているということは辞めることに慣れています。「辞める」という言葉に重みを感じていません。軽い気持ちで発してしまうのです。
2.辞めると言うと何か改善されると思っている
辞めると言うときは何か不満があってから言うことが多いです。人に言うことで不満が解決されると思っています。他者が力を貸してくれると思っています。
何か不満があると突発的に言ってしまいます。短気で、直ぐに頭にくる人が多いと感じます。
3.相手にして欲しい
同調する人を求めています。辞めたいという思いを共有したいのです。そうすることにより、満足感を得ます。まさに自己満足ですね。
4.ストレス発散になる
言うことによりストレスを解消しています。ストレスが解消されれば言うことはなくなります。
しかし、ストレスは定期的に貯まるものです。そうなれば、また言うでしょう。
自分の言いたいことをハッキリと言う人によくみられます
~結論~
以上のことが辞めると連呼する原因ならば本当に辞める理由にはなりにくいと感じます。辞めたいと言うだけで、他の人に何かを感じ取って欲しいと思っているだけです。
そして自己満足、自己解決して終わりです。
本当に辞めてしまう人とは
辞めない人ばかりでは無く、本当に辞めて行く人もいます。では、どういう人が本当に辞めて行く人なのでしょうか?
将来を見据えることが出来る人
本当に辞めてしまう人は希望を持って辞めていきます。自分がステップアップするために辞めていくのです。自分が将来どうなりたいのか、このままここで働き続けて何のメリットがあるのか、そういう事を真剣に考えることが出来る人は辞めることができます。
将来設計が出来ている人です。自分が成長しない、この場に自分がいたらダメになってしまう。そういう事も考えます。今の自分と将来の自分に向き合うことができるのです。
心身共に病んでしまった人
身も心も疲れてしまった人、本当に病んでしまった人は、辞めてしまいます。本意ではないにしろ辞めざるを得ません。
しかし、自分で辞める決断をしていない人もいます。どういう事かというと、辞めることを人に後押しされるということです。見るに見かねて辞めるように後押しされてしまうのです。
病んでしまうと冷静な判断が難しくなります。もう家族は見ていられませんよね。病んでしまったら家庭崩壊にも繋がりかねません。
まとめ
「辞める」と直ぐに言う人の特徴や理由について考察しました。
辞めない方が多いですが深刻に悩んで実際に辞めていく方もいらっしゃいます。しかし、実際に辞めて行く人は比較的何も言わずに相談もせずに辞めていく方が多いように感じます。本当に辞める人は真剣に考えている人で、むやみやたらに人に言いません。
そして、真面目な人ほど辞めていきます。辞めていく原因の多くはストレスです。ストレスの貯まらない働き方やストレスの貯まらない職場を探す事が辞めない為の第一歩です。
ブラック企業は辞めるべきです
働き方は企業に依存することが多いです。多くの方は何十年も働かなくてはいけません。
自分らしく生きていく為にストレスを貯めるような働き方は止めましょう


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