多くの方が介護の仕事は疲れる、キツいと感じています
どの仕事でも疲れるのは日常茶飯事です
なのに何故介護の仕事ばかりがキツいと言われるのでしょうか
私も介護従事者ですので良く分かります
疲れるのには原因があります
その原因と対処法を解説いたします
人のお世話をする仕事だから
心身共に疲れる
介護の仕事は人のお世話をする仕事です
とても気を遣います
ケガをさせてはいけない
機嫌を悪くさせてはいけない
など気を付けなければいけないポイントは沢山あります
精神的に疲弊してしまいます
そして移乗介助や排泄介助、入浴や食事で体力的にも疲弊します
心身共に疲弊してしまいます
更に、腰が悪くなったり腕が痛くなったりと故障しがちなのも介護職員の特徴です
不規則な動き
人間は自分の考えがあり、自分の思った事を行動に移します
職員が思っている事と、利用者様が思っている事のギャップがあります
簡単に言うと思い通りにならないと言うことです
思い通りにならないとイライラしてストレスが貯まります
対処法
日々のメンテナンスを怠らない
自己管理を怠らないという事です
体調が悪い、身体が痛いなどが起こらないように日々気を付けることはとても大事です
自己管理で回避できる体調不良は防ぎたいものです
朝起きたらストレッチをする、ラジオ体操をするなど自分でできる事はできる限り行って下さい
ラジオ体操はとても理にかない効果的だと聞きます
ラジオ体操には色々な動きがあります
曲げる・伸ばす・回す・反らす・ねじる・など、それらを全身を使って行います
約3分でできます
身体を動かすことはストレス解消にもなります
ラジオ体操は誰でも知っていることです。
毎朝行ってみてはいかがでしょうか(^_^)
そして仕事が終わってからのアイシングも効果的です
身体の不調は心の不調にも繋がります
いかに自分の身体を大切にするかが大事です
少しずつの日々の努力が大事です
毎日体調が良いとストレスも受けにくいと考えます
是非、実践してみて下さい
1人で抱え込まない
1人でやってしまおうと思わない事です
皆さん忙しいので頼みづらいとは思いますが仕事はチームプレイです
みんなで協力することはとても大切です
協力を依頼することは甘えではありません
人に頼る事は恥ずかしいことではありません
無理ならば人に頼りましょう
変なプライドは無くしましょう
なかには協力を依頼すると面倒臭がったり、機嫌が悪くなったりする人もいます
そういう人には日頃から協力してあげましょう
意外と気持ちよく協力してくれますよ
給料が安い
見合わない給料に対するモチベーションの低下
労働力に対して給料が安いと感じます
モチベーションが上がらないと仕事に対するやる気がでません
モチベーションが低下すると疲労感が貯まります
やる気がでる仕事と、やる気がでない仕事、どちらが疲れますか?
もちろんやる気のでない仕事の方が疲れますよね
対処法
給料が安いことがモチベーションの低下に繋がるならば、対処法としては給料を上げるしか方法はありません
ではどうしたら給料が上がるのでしょうか?
資格を取得する
介護職は色々な資格があります
そして優遇されます
介護職に就いたのならば資格は取っておきたいところです
資格の取得は確実に給料が上がります
昇進・管理職を目指す
時間は掛かりますがとても効果的です
毎日の努力が必要です
気を付けたいのは管理職になっても給料があまり変わらない場合があります
大抵の施設は管理職になれば夜勤がなくなり夜勤手当が貰えなくなります
管理職の手当と夜勤手当を比べてみて下さい
てっぺんを目指すのであれば別ですが、闇雲に昇進してしまうと給料は変わらず責任だけが多くなることがあります
手当が多い施設を選ぶ
多くの介護施設は資格手当・夜勤手当・残業手当・処遇改善手当があります
各施設で金額が幅広く違います
より多くの金額の貰える施設を選びましょう
あまりにも安いようでしたら転職も考えるべきです
まとめ
介護の仕事の疲れる原因と対処法を解説しました
総合的に見ると重要なのは体調の自己管理と施設選びだと感じます
なかでも施設選びはとても重要です
例えば、資格手当が少なければ沢山取得してもスキルアップはしますが金額的にはあまり意味の無い物になってしまいます
施設に委ねられる事なので自分ではどうしようもありません
人材不足による疲労も十分に考えられますが、一職員が対策するのはとても難しい事です
施設は職員を選びますが私たち職員にも選ぶ権利はあります
施設選びで環境は十分に変わります
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