介護士になりたい!介護施設で働きたい!と思っている方は気になることが多々あります。職場の雰囲気、仕事内容、自分が介護士としてやっていけるのか?気になることばかりです。
そして、現役で介護士として働いている方も気になる事がありますよね。
それは・・・給料ですよね!!働く以上、給料の事が気になるのは当たり前です。生活していかなくてはいけませんからね。社会的意義のある仕事に就きたいと思っていても、その思いだけでは生活できません。
SNSなどを拝見すると給料が安いという情報は山ほど出てきます。しかし、給料が高いという情報は皆無です。何故こういうことが起きるのでしょうか?給料が高いことをわざわざ人に言う必要がないからです。こういう現象が起こると給料が安いという情報が錯綜してしまいます。
給料が高いのか?安いのか?は、とても大切な事です。是非、この記事を読んで頂いて介護士の給料が高いのか安いのか、適正な給料を貰っているのか判断して頂ければと思います。細かい数字は書いていません。あくまでも高いのか安いのかを説明していますのであしからず。
・他業種と比べて高いのか安いのか
・労働力に対し高いのか安いのか
・介護士同士で比べて高いのか安いのか
この3種類で解説していきます
YouTubeチャンネル開設いたしました。是非御覧下さい!!
他業種と比べて高いのか安いのか
日本全体の平均年収はご存じでしょうか。私が調べた結果、約445万円でした。そして、介護士の平均年収はというと・・・約320万円ほどでした。※年収は、あくまで私が調べた結果です。参考程度にして下さい。気になる方は他のサイトを御覧下さい。
額面上はとても安いですね(汗)。100万以上違います。しかし日本全体の年収ですから医者や弁護士さんなどの高額な給料の方も含まれています。
安いのには安いなりの理由があります。それは、入職までのハードルがとても低いことです。大部分の介護施設は新卒でも中途でも採用してくれます(法人によって違います)。介護の現場で働くのに特に資格は無くても良いでしょう。ケアマネージャー募集とかは別です。
しかし、入職しやすいが続きにくいのが介護の仕事です。離職率も高く長続きしません。様々な理由がありますが給料が安いのも退職理由としてはとても多いでしょう。長く働くと年々給料は上がってきますが、給料が高くなる前に辞めてしまうので、それも平均年収が安い理由になっているのではないでしょうか。
そして、介護の仕事は比較的仕事内容が好まれておりません。通常なら人の嫌がる仕事は給料が良くても当たり前です。しかし、介護の仕事はそれが通用しません。排泄物を扱う仕事、命を守る仕事なのに給料面では比較的優遇されないのです。人の命を預かる仕事ならば給料が良くて当たり前という感覚なのは私だけでしょうか。
それなりにリスクを伴う仕事なのに給料が伴っていないのです。それでは人材不足も、うなずける話しになってきます。
ここまで読んで「介護士なんかやってられねーよ」と思われた方もいるかも知れません。しかし、この記事を最後まで見ると「介護士も捨てたもんじゃねーなぁ」と思うかも知れませんので最後まで御覧下さい。
労働力に対し高いのか安いのか
介護の仕事は、キツイとよく言われます。その労働力に対し給料は高いのでしょうか、安いのでしょうか?
ハッキリ言って人それぞれです。もの凄くキツイ人とキツイ人、少しキツイ人など様々だからです。楽という人は殆どいないかと思います。労働力にかなりの開きがあります。人によって労働力の感じ方が違うのです。
例えば、全く同じ給料をみなさんが貰うとしましょう。もの凄くキツイ人と、少しキツイ人、どちらが給料が安いと感じるでしょうか?もちろん前者ですよね。極端な話でも何でもありません。実際にありえる話しなのです。このように労働力の感じ方1つで給料が安く感じたりするのです。
では、もの凄くキツくて給料が安いと感じている方はどういう所で働いているのでしょうか?ズバリ!!人材不足の介護施設です。文字通り人材が不足していますので職員1人に掛かる労働力が多くなります。もちろん人がいないので残業の嵐です。残業を多くすれば給料は良くなります。それでも労働力に対して、給料は少なく感じてしまうのです。心身共に疲れてしまうからでしょう。疲労度に対して給料が追いついていないのです。
もちろん、給料の高い介護施設もあります。企業努力の賜です。職員の事をとても大切にしています。介護は人と人とが接し合う仕事です。仕事にやる気が起きなければ困るのは利用者様です。そのことがよく分かっています。職員と利用者様がWINWINの関係でいることが保てています。
私は、給料はモチベーションに直結していると思っています。綺麗事は言うつもりはありません。給料が高いのと安いのとではどちらがやる気が出ますか。もちろん前者ですよね。
介護士同士で比べて高いのか安いのか
介護士同士での給料を比較した場合に給料が高く感じるのか安く感じるのかを解説いたします。先程も少し触れましたが、介護士同士でも給料は違います。同じ事業所で同じ条件で比較した場合にも給料は違います。もちろん法人自体が違えば給料は違います。ですから一概に介護士の給料は安いとも高いとも言いづらい部分はあります。
そこら辺は介護の仕事でなくても一緒だと思います。同一事業所でも配置によっては給料は違います。
例えば、通所サービスと入所の介護では給料が違います。基本通所サービスは夜勤がありません。入所の介護では夜勤があります。同じ事業所でも給料が違う理由の1つです。夜勤の有る無しだけでも数万円違います。
同じ配置でも資格の有無で給料は違いますし、査定も違いますから当然給料は違いますよね。
ただ闇雲に給料が少ないと感じている方は、資格手当もない、査定も低い可能性があります。満足いく給料を貰っている方は、それなりに努力している可能性が高いです。どの世界でも一緒ですが、自分のスキルを上げることで給料は飛躍的に上がります。給料を上げる方法は確実にあります。それを怠っていれば必然と給料も安いままでしょう。
ですから、給料が高いのか安いのかで言えば人それぞれということです。
まとめ
今回は介護士の給料が高いのか安いのかだけで記事を書きました。いくら貰っているか、などは書いていません。
何かと比較しないと高いのか安いのかは分かりにくいので3パターンに分けて解説しました。
・他業種と比べて
・労働力に対して
・介護士同士を比べて
比較的、他業種と比べれば安いですね。労働力に対しては、こちらも安いですね。介護士同士を比べれば、それなりに差はついています。
しかし、悲観することはありません。自分で給料は増やすことはできます。自分の努力次第では給料は増やせます。
介護施設にもよります。その要素はとても強いです。働く介護施設選びも重要になっています。自分に合った施設、自分に合った人間関係などの心的要素も給料の高低に反映されやすいです。気持ちの問題で給料が高いのか安いのかを感じる事もあるからです。
楽で給料の高い仕事はありません。自分なりに努力し高い給料がもらえるように頑張りましょう。
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